睡眠の質を高めてダイエットを効果的にするなら

2017年11月4日

おはようございます。

3連休の中日、夜から天気は崩れそうですが

よい3連休をお過ごしでしょうか?

食べ過ぎたらしっかりデトックスしていきましょうね。

昨日は睡眠についての導入をさせていただきました。

今日はその続きで睡眠の「質」についてです。

近年社会問題としても注目されているアルツハイマー型認知症

ですが、この発症にも睡眠時間の関与が注目されています。

ちょっと難しい話になりますが、

アルツハイマー型認知症は脳へのアミロイドβという物質の蓄積により

脳細胞が破壊されて起きますが、

このアミロイドβの除去は覚醒時に少なく、

睡眠時に行われます。

ですので、睡眠時間が短いとアミロイドβが脳に蓄積されるのは

推測できますね。

睡眠不足が頭の働きを鈍くするのは多くの方が経験

されているかと思いますが、将来の認知症発症にも関わる

となると、自体は深刻になります。

そもそも睡眠の「質」とはなんでしょう?

レム睡眠とノンレム睡眠があり、大人の睡眠の4分の3は

ノンレム睡眠が占めています。

入眠後はまずノンレム睡眠に入り、この後にレム睡眠が現れ

これを1周期(90ー120分)として、一晩に4ー5回このリズムを繰り返します。

ですので、睡眠の「質」の低下とは、このリズムの乱れと言えます。

眠りに入ってから20分程で大脳皮質の活動が顕著に低下し脳波は

ゆっくりとした波型になります。

これを「徐波睡眠」と呼ばれ、通常最も深い「徐波睡眠」は

睡眠時間の前半にのみ見られます。

後半になる程レム睡眠の浅い眠りの割合が増えます。

「徐波睡眠」の際に起こされるというのが目覚め方としては最悪です。

睡眠時にはレプチンのほかに成長ホルモンも分泌が増えます。

「寝る子は育つ」はまさに理に適っていたわけです。

一方で、睡眠不足はコルチゾールの分泌を増やします。

コルチゾールは筋肉の分解を促す作用があるだけではなく、

成長ホルモンの分泌を抑える作用もあります。

体質や年代、また、日中の活動量によっても必要な

睡眠時間は異なりますが、睡眠時間は大体

7時間前後が健康づくりに適していると考えられます。

しかし、仕事や育児や家庭をこなしながらダイエットする方には

毎日7時間の睡眠を確保するのはなかなか難しいかもしれません。

 

眠れない、というはっきりとした自覚症状がなくても

朝起きるのが辛い

昼間あくびや居眠りが多い

朝早く目が覚めてしまう

寝ている途中によく目が覚める

夢ばかり見る

夕方眠ってしまう

いびきがひどい

といった症状に思い当たる人は睡眠の「質」が

低下している可能性があります。

知らず知らずに行なっている睡眠の質を低下させる原因となる

生活習慣については次回チェックしていきましょう!

人生において良質な睡眠は何事にも変えられないものです。

人生最後のダイエットで太り体質から痩せ体質へ。