摂りたい脂肪と摂りたくない脂肪を知ってダイエットを加速するには。

2017年11月2日

おはようございます。

好天が続いていますが、巷ではインフルエンザの足音が

近ずいてきていて何人か出たというお話を聞いています。

免疫を上げるには腸内美容を心がけましょう!

さて、昨日は脂肪制限のやりすぎはダイエットに逆効果について書きましが、

脂質のお話は佳境を迎えてきましたが、

今日は味方になる脂肪とさける脂肪です。

脂肪を控えながらも不足はさせず、さらにバランスよく取るためには

脂肪食品を健康効果別に分けて覚えるのがポイントになります。

①健康効果が高い

→自宅に常備(青魚以外)し、積極的な摂取がおすすめ

・亜麻仁油

・エゴマ油(しそ油)

・新鮮なナッツ(特にくるみ)

・新鮮な青魚(サンマ・イワシ・ブリ・サバ・アジなど)

nー3系多価不飽和脂肪酸やその食品に含まれる他の栄養素に由来

②健康効果は普通

→その効果は量に依存。摂りすぎに注意し適量範囲に抑える

・パーム油、ヤシ油以外の植物油

・肉

・卵

・牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品

主に含まれる脂肪酸はオレイン酸、飽和脂肪酸、nー6系多価不飽和脂肪酸です

③健康効果は期待できない

→栄養学的には取る必要なし、できる限り口にしない

・バター、生クリーム、それを使った洋菓子、菓子パン

・スナック菓子

・マーガリン(ショートニング、ファットスプレッド)、それらを使った洋菓子、菓子パン

・外食および惣菜の揚げ物

飽和脂肪酸、酸化された脂肪酸、トランス脂肪酸が非常に多く含まれる

油は取り扱いを間違えると「劣化=酸化」を進ませ、

老化や病気の原因となる過酸化脂質を生成し体に悪影響を及ぼします。

多価不飽和脂肪酸は非常に酸化されやすいです。

油の取り扱い

①開封後は1〜2ヶ月で使いきるため、小瓶の物を購入

②高温・光を避けるため冷暗所で保存

③使い終わったらすぐにキャップをしっかり締める

④食べる直前にかける。調理で使用する場合も短時間で済ませる

⑤亜麻仁油、エゴマ油は非加熱で用い加熱にはオレイン酸リッチな油を

 

いちど使った油は酸化が進んでいるためどんな種類であれ

使いまわした油の摂取は避けるべきです。

外食を避けたい理由はここもあります。

脂肪は高カロリーの元という一面だけが注目されがちですが、

様々な生理機能を持ち体を支えています。

細胞膜の構成成分としての役割は重要で、膜のリン脂質中の脂肪酸組成が

膜の流動性を決定し、膜上の受容体やタンパク質の活性にも影響を及ぼします。

3日ほどで摂取した脂肪が膜の組成に影響を及ぼします。

「摂りすぎ」は絶対に避けなくてはいけない条件ですが

脂肪を賢く摂取して賢い体づくりを行いましょう。

 

なかなか自分ではできないという人は多いと思います。

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