脂質は控える→適切な量とる
2017年10月27日
おはようございます。
今期1番の寒さです。朝晩の冷え込みがきつくなってきましたので
体を温めるようにしていきましょうね。
さて、昨日は旬のお野菜やお魚についての続編を書かせていただきましたが
今日は、脂質について書いていきます。
セルリセット®︎ダイエットカウンセリングをしていると
お米は食べていませんという人が増えてきた気がします。
それでも痩せないというので、食事を管理してみると
全体的に脂質を必要以上に制限しているケースが多いです。
さて、「脂質」=「悪者」なのでしょうか?
極端すぎる「超低脂質」は逆効果になることがあります。
何でもかんでも控えるというのは時代遅れです。
脂質とも上手に付き合えるのが本来の姿ですよ。
どうしても一般的には「脂質=悪者」というイメージを多くの方がお持ちだと思います。
昔学校で習ったと思うので思い返して欲しいのですが、
三大栄養素とは、タンパク質・糖質・脂質を呼びます。
これは体を構成する上で必須と言われています。
いつしか、脂質が過剰摂取されるようになり肥満の原因として
追求されるようになってしまいました。
しかし、「脂質」が悪者になるのは、「悪い」脂質を「過剰摂取」した際なのです。
現在、脂質は不足よりも過剰摂取がはるかに健康問題になっています。
「脂質恐怖症」の傾向は気づかないうちに体づくりの効率を
下げている傾向があります。
今回は脂質を「過剰摂取」ではなく「不足」という観点から紐解いていきましょう。
先程三大栄養素というのが出てきましたが、特徴として
水に溶けず有機溶媒に溶ける総称を脂質といいます。
私たちは脂質の大半を、食品から「中性脂肪」の形で摂取しています。
脂質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、エネルギー源になるのは
脂質の中でこの中性脂肪(正確には脂肪酸)だけです。
食品中の脂質の質、つまり中性脂肪の質は含まれている脂肪酸によってきまるため
「脂質を理解する=脂肪酸を理解する」ことになりますね。
脂肪酸は「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」に分類されますね。
不飽和脂肪酸は「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」に分類されます。
更に、多価不飽和脂肪酸は「nー3系脂肪酸」と「nー6系脂肪酸」が代表的です。
よく耳にするコレステロールは脂質の一種ですが、食品に含まれている量は
中性脂肪に比べて非常に少量です。
コレステロールはエネルギー源になりませんが、
ホルモンや細胞膜、胆汁酸、ビタミンD前駆体の原料など、
大変重要な役割を持つ成分です。
私たちの体内のコレステロールの約8割が、脂肪酸や糖質を原料に
肝臓や皮膚で合成されているため、コレステロールの摂取不足で体内のコレステロール
が不足することはあまりありません。
つまり、食品中の脂質といえば一般的に中性脂肪をさし、
摂取不足が問題になるのも主に中性脂肪となるため
「脂肪」という表現で今後説明していきます。
今日はすこし教科書みたいな内容になってしまいましたが、
情報化のおかげか、皆さん色々な情報を体を変化させるために
取り入れています。
しかし、なにごとも極端に、やりすぎるのは体に悪影響を与えます。
その場しのぎのダイエットでは本来の健康の足元にも及びません。
糖質制限
脂質制限
いつしかファスティング。
人間は体に栄養をいれないとエネルギーをつくれません。
植物のように光合成はできません。
だからこそ、体に取り入れる栄養をしっかり学ばなければなりません。
食べ物が体を構成しているわけですから。
皮膚がカサカサしたり肌のお悩みも解決できるダイエットが
セルリセット®︎ダイエットになります。
人生最後のダイエットでしっかり体質改善を!!