食事はただ口にすれば痩せるのでしょうか?

2017年11月7日

おはようございます。

寒さが一段ときつくなってきていますが

寒さ対策はできているでしょうか?

湿度対策もしっかりしていきましょう。

さて、昨日は睡眠の「質」低下の生活習慣について

書かせていただきましたが、

今回は食事の「質」についてもさまざまな視点から

捉えていきたいと思います。

 

興味深いランキングですが、

妻が夫に感じる不満ベスト5!!

家事をしない、部屋を散らかす、

話を聞かない、などの強豪を抑えて1位になったのは

「無言で食事を食べる」でした。

食事の雰囲気に関しては男性以上に女性の方が重要に感じています。

恋人の時は男性が気を遣うのに、男性によくあるのは

結婚してしまうと様変わりしてしまうところでした。

ストレスを感じながら食べる食事はもちろん

楽しくありません。

このストレスが栄養補給に悪影響を与えているとしたら

一大事ではありませんか??

バランスのとれた食生活は、健やかな精神状態

を作るのに欠かせません。

私たちは食事で食品を口にして「栄養素」を摂取し

種々の生命活動を営んでいます。

食品に含まれている栄養素は大きな分子の形をしているため

そのままでは吸収することができません。

栄養は「消化・吸収」が鍵になります。

栄養素を小さい分子にまで消化し、吸収できる形にする必要があります。

「消化・吸収」機能を担っているのは口から肛門につながる

消化管です。

食べ物を口にしてもそれが消化管で吸収されなければ、

実際には体内を素通りするだけになります。

栄養素を「吸収」する場所は主に小腸粘膜となります。

ですので、どれだけ「食べるか」というよりも、

どれだけ「消化・吸収されるか」の方が重要になります。

この「消化・吸収」には自律神経系による調節が関わってきます。

一般的な話になりますが、

交感神経系は、ストレスを受ける状況に対し

体を備えるために活性化され、

逃走・闘争・恐怖などの行動様式に関連します。

副交感神経系は、大量の食物を消化する場合のように

活動休止期の状態で最も高い活動を示し、

消化・成長・免疫反応・エネルギー蓄積などを促進します。

ですので、消化管の働きは副交感神経系で活性化され、

交感神経系によって抑制されます。

交感神経系が優位になっている時は、

血流量が減少、蠕動運動が低下、消化液の分泌低下となっています。

交感神経系はストレスを実際に受けた時だけではなく

ストレスと感じるだけでも活性化されます。

怒ってイライラしても

怒られてビクビクしていてもどちらも

立派なストレスとなり交感神経系が活性化され

消化吸収能力は抑制されてしまいます。

リラックスした雰囲気で副交感神経を優位にした状態で

食事をするのがベストになります。

「食事を楽しむ」という心の環境づくりも

ダイエットを成功させる秘訣になります。

食事の献立を考えるのもストレスになりますので

食べる量、食べる時間、食べる内容が

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