栄養をとるならミトコンドリアに注目 健康の栄養サポートは新所沢整骨院へ

2018年05月17日

トレーニングの際の「アディポネクチン」と呼ばれる痩せホルモン

について書きましたが今日は「ミトコンドリア」についてです。

「ミトコンドリア」について質問してみると

「ミドリムシ」と混同している場合が意外に多いです。

「ミトコンドリア」とは何ぞや?という所からですが

「ミトコンドリア」とは、動物や植物などに含まれる細胞小器官のことで

主な役割としては、生物が生きていくうえで欠かすことができない

重要なエネルギーを作り出すことです。

これらのエネルギーはATP(アデノシン3リン酸)と呼ばれていて、

疲れにくい体を目指すためにはこのATPを増やすことが非常に重要になります。

そのため、ATPそのものを作り出す「ミトコンドリア」を体の中に準備する必要があります。

どうすればミトコンドリアが増えますか?とよく質問をうけますが

「ミトコンドリア」を増やすには、まずは運動が効果的です。

運動をすることでミトコンドリアとATPが増産され、

疲れづらい体を作ることができます。

有酸素運動や筋トレなどしっかりとした負荷をかけましょう。

 

でも、「ミトコンドリア」がATPを作り出す際に、

活性酸素も同時に産出してしまうため運動のし過ぎは逆効果です。

毎日のように過酷な運動をすることは身体にはマイナスです。

休息も体には大事なトレーニングです。

活性酸素は老化の原因になります。

そのため、ただ運動するのではなく老化防止対策としても、

リコピンやベータカロテンなど抗酸化作用のある栄養素を取ることが重要になります。

野菜やキノコ類は一品加えましょう。

ミトコンドリアは食べ物によっても増やすことができます。

ポイントは3つの栄養素です。

タウリンとビタミンB群と鉄分です。

タウリンはイカやタコ、貝類(牡蠣)などに多く含まれるアミノ酸の一種で

ミトコンドリアを増やす働きがあります。

ミトコンドリアではATP(ミトコンドリアが作るエネルギー)を作るために、

クエン酸回路を働かせます。

この際に必要になってくるのがビタミンB群です。

ビタミンB群とは、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、パントテン酸、

ビタミンB6、ビタミンB12、 葉酸、ビオチンの8種類のビタミンを指します。

ビタミンB群はそれぞれ働きが違いますが、

それぞれが補いあって作用する性質があるため、バランスよく摂取するのが効果的です。

ミトコンドリアの働きには鉄も重要です。

ミトコンドリアがエネルギーを作るときに、

酸化還元反応という反応する際に、触媒する酵素の中心として

働くのが鉄になります。

鉄は吸収されにくい成分であり、食事量が少ないほど不足しやすくなってしまいます。

特に成人女性のほとんどが鉄分不足とも言われています。

貧血やめまいなどの悩みの方も多いと思います。

ミトコンドリアを上手に増やすことができれば、

生活習慣病を予防しつつ疲れにくい体も手に入れ

見た目も健康的で元気な身体になれます。

栄養でいうとQ10の成分も見逃せません。

ビタミンCとE と一緒に取ってあげたいですが

Q10の効果を食べ物で取ると非常に大量になるため

サプリメントでの摂取をオススメします。

年齢とともに減ってくるため

35歳以上の方には非常に効果的で体感しやすいです。

 

食事と運動と整体のバランスが取れてますので

健康的になりたい方

疲れづらい体になりたい方はご相談ください。