最近の腸内細菌研究を知ってダイエットを効果的に

2017年11月16日

美容整体ALIAの新メニューのご案内です

筋膜ダイエットに最適なものが登場しました!!

血管トレーニングとあわせて

魅力的な美尻・メリハリのある美脚・たるみのない二の腕を

取り戻しましょう!!

おはようございます。

今日から冬将軍が到来する模様です。

しっかりと準備をして週末を迎えましょう。

昨日は腸内細菌と食事と善玉菌について

お話ししましたが、今日は

進化する腸内細菌研究についてです。

 

頻繁に「腸内環境」や「腸内細菌」の話題をだしてきましたので

だいぶ耳にも慣れてきたと思いますが、

そもそも健康分野では「腸」は非常に注目されています。

少し前にはなりますが、

世界的に権威のある科学誌「サイエンス」が選ぶ

ここ10年の10大研究成果の一つとして

宇宙や気候変動の研究と並んで腸に住む腸内細菌の研究が

あげられたほどです。

「腸の時代が到来」と言われています。

腸内細菌は腸の病気の他、肥満や糖尿病、アレルギー

などにも関与していることがわかっています。

さらに2013年には、これまで不明だった

肥満に伴う肝臓ガン発症増加のメカニズムに

腸内細菌が関わることが、日本人の研究者によって

報告され注目を集めました。

肥満になると増加する特定の腸内細菌の

代謝産物が引き金になって幹細胞の発癌を促進することが

マウスによる実験で発見され同様に

人でも働く可能性が見いだされました。

腸内細菌がストレスへの反応性にも影響することは

前にも伝えましたが、私たちの精神状態にも

大きく関与しています。

幸福感を与える「幸せホルモン」と呼ばれる

脳の重要な神経伝達物質である

セロトニンは、実はその90%が腸内で

産生されています。

自閉症やうつ病などにおける研究も進められています。

もともと腸と脳は「脳腸相関」という非常に密接な関係にあることが

わかっていましたが、これに腸内細菌が関与し

中枢神経に影響している可能性が考えられています。

ヨーロッパでは衝撃的な治療法も登場したのですが

健康な人の便を患者の腸に移植する

「腸内細菌移植療法」です。

日本でも潰瘍性大腸炎などのかんじゃを対象に

臨床研究が進められ、良い結果が出ているようです。

海藻の細胞壁成分を分解できる独特の腸内細菌を持っているという

報告が出されました。

北米人と日本人の腸内細菌の遺伝子を調べたところ

日本人の腸内細菌の中にのみ、

海藻の細胞壁に含まれる多糖類「ポルフィラン」

分解酵素の遺伝子を持つものが発見されました。

海藻を食べるのは日本人特有のものですが、

長い間食べ続けた結果、

共生する腸内細菌も海藻を分解できる遺伝子を

獲得するようになったと考えられ、

人と腸内細菌がともに進化してきた証と

言える発見ですね。

腸内細菌の研究が進むにつれ、

腸内細菌によって人は生かされていることを知り、

人と腸内細菌の共生関係がいかに深いものなのかを痛感します。

良い腸内環境を維持するためには、

食生活が何より重要です。

善玉菌が喜ぶ食習慣を持つことが大切になります。

食生活は誰でも変えられますが

どう変えていいかわからない人は

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